マチュアベリーでは様々な角度から色を分析することができる【神ドレープ】グラデーションカラースケール®を使用しています

色オタクのカラー講師がパーソナルカラーのお悩みや疑問をシリーズで解説していきたいと思います\(^o^)/
ちょっと難しいですが、挫折しないで頑張って読み解いてくださいね
ベースカラー合ってる?
今まで長きにわたりパーソナルカラー診断を牽引していくれた4シーズン!
わかりやすいからここまで流行ったのだと思います。でもパーソナルカラーや色彩を学べば学ぶほど、診断をすればするほど違和感も強くなりました。
「ベースカラーそれ違うやろ!」と思うことも多々あります。
※JPFCAは5つのベースが診れるしね♪
今日はベーシックカラーについて解説していきます♪
ベースカラーとは
代表的なベースカラーは、イエローベースとブルーベースです。
肌の色が黄色いからとか、ピンクとかは全く関係ありません!
この古い情報にとらわれないでね\(^o^)/
まず前提として理解してほしいのが、パーソナルカラー診断は色布を当ててその反射(同化現象)によって肌が綺麗に見えるかを見極めるものです。
肌をきれいに見せる色が、黄みがかっているならイエローベース、青みがかっているならブルーベースとなります!
例えば、オレンジを肌の下に持ってくると・・・・顔色は濃くなり、黄身を帯びます
青紫を肌の下に持ってくると・・・・青みにより赤みを消し白くなります
これは似合っても似合わなくてもこの現象は起こります。
つまり、肌の色が当てる色によって変わるということですよね。
ベーシックカラーのベース
ベーシックカラーとは、日本人が好んで着る色ですね。
白・黒・グレー・ベージュ・茶・ネイビーなどで、使いやすく目立ちにくい色とも言えます。
では、ベーシックカラーのベースについて考えてみましょう!
確かに黄みがかっているベージュやブラウンはイエローベースと言えます。
ネイビー青みがありますのでブルーベースと言えます。※黒の含有量が多いとベースの影響は少なくなりますが
しかし、無彩色の白・黒・灰はブルーベースでしょうか?
無彩色とは色みのない色のことです。
顔の下に白や黒を当てた場合に、青みが感じられますか?
黄みも青みも感じませんよ無彩色ですからね
確かにイエローベースが得意な方は、無彩色のグレーよりも黄みがかったベージュのほうがよく見えることもあります。
だからといって、白黒灰がブルーベースとは思いません。明度の影響はあるものの色味は変わりませんから。
Aじゃないから必然的にBになるという方程式には違和感があります。
よって、私は白や黒はブルーベースとは思っていません。
ちなみにイエローベースでも高彩度が得意な方は、低彩度カラーはどちらにしても似合わないのでイエベ=ベージュも全員に当てはまらりません。

色は強弱です
私はここを強く言いたい!
ベースも去ることながら、色は強弱がとても大事です。
白・オフホワイト・クリーム、白系のベーシックカラーです。

真っ白はブルベの色
クリームはイエベの色
オフホワイトはどちらでも
という認識の方が多いのではないでしょうか。
私はそうは思いません。
私自身ブルーベースで高明度・中彩度から低彩度が得意ですが、真っ白は苦手です。
オフホワイトが一番馴染みます。
何故か?強い色が苦手だからです。真っ白はパキッとしており強い色なのです!
以前他のサロンでイエベと診断された方が来店しました。
確かにイエローベースの方でした。
お客様は
「ビビットのイエベは似合わない気がする」
「イエベなのにネイビーがとても似合う気がする」
「ベーシックはクリームと言われたが違和感がある」
こんなお悩みを抱えていました。
上2つは別のページでも解説していますので、今回は最後のお悩みをご説明します。
結果ホワイト系の色では、真っ白が一番似合いました♪
この方は高彩度が得意で、強い色が得意だからです。
そして、高彩度が似合う方は低彩度がさみしく、老けて見えたりもします。
つまり、クリームはオイスターというイエローベースのベーシックカラーは、白に黄みや灰などが入っているため濁色となり低彩度カラーになります。
そして明るい濁色の色は、強弱で考えると弱い色ですよね。
このお客様は強い色が得意。したがってクリーム、オイスター、ベージュなどはぼやっとした印象となり肌艶もなくなります。
ベースカラーだけを重視するのは危険
すべてがベースカラーで片付きません。
ベースカラーよりも、明度や彩度を優先すべき人もいますし、ベースも2択ではありません。
パーソナルカラーを受ける側も、色の知識を持つことで診断をフルに活用できるようになると思います!
反対に間違った認識や、思い込みでは本当に似合う色にたどり着かないこともあります^^;
色は強弱も意識して見ましょう\(^o^)/
過去の解説シリーズもぜひ御覧ください